ヒューの独り言

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沖縄の昔話^ - ^しーぶん(おまけ)

マブイ込みの始まり

はいさい ぐす〜よ ちゅうがなびら
沖縄の桜は1月が開花の時期になります。
各地では、桜祭りが開催されて行きます。あっ知ってますか?沖縄の桜は北から南に開花して行くんですよ。^_^




さて、今回はマブイ込みのはじまり(≧∇≦)について紹介したいと思います。
マブイ(魂)が落ちる?(笑)?

昔からびっくりするとマブイを落とすといいます。
そんなマブイについての話になります。

むかし昔沖縄は、琉球と呼ばれる国でした。琉球は、小さい国でありながら中国や東南アジアの国々と貿易を行い栄えた国でありました。
その琉球は、昔から頭のいい人を選んで学問を学ばせるために、中国へ行かせていました。
この話は、タルーという親思いの子とお母さんとの絆の話になります。

親子2人で暮らす、賢い子タルー。
そんなタルーにお城から中国行きの話しが来たのです。
お母さんはタルーの身を大変心配し中国行を反対しました。、 しかし、タルーの決心は固くお母さんを説得し留学する事になりました。

・お母さん
先生や先輩のおっしゃることを良く聞いて、無事に帰ってくるのよ。この手ぬぐいはお守りです。
・タルー
琉球のためにがんばってきます。

母は庭にあった石を拾い、その石を今日から息子、タルーだと思うことにしました。
・お母さん
タルー、朝ご飯ですよ。
タルー、お昼ご飯ですよ。
タルー、夕飯ですよ。
今頃、お前は何をしているんだい?
等、石に話しかけるようになっていきました。

無事、中国に着いたタルーは、一生懸命に勉強に励みました。

ある日、山へ同僚と出かけたタルー。途中雨が降り出しました。

・タルー
雨が降ってきた。
・先輩
あの洞窟に避難しよう。
・母の声
雨が降ってきた。
・タルー
えっ?
・タルー
あやー!?
・先輩
何言ってる?ここは中国だ。お母さんがいるわけない。

しかしタルーにはお母さんの声が聞こえたのです。

・母の声
タルー、タルー、タルー。
・タルー
あやー!!
・先輩たち
ダメだ!

次の瞬間・・・3人は
ひゃー!!雨で山の斜面が崩れ、にげこもうとした洞窟が埋まってしまったのです。

・先輩
タルーのお母さんが助けてくれたんだ!
・タルー
おかぁ〜が助けてくれた・・・3人は大雨の中、無事に山を下りました。そして、先生にこの出来事を話しました。
・先生
お母さんがあなたを思う気持ちが、遠く中国まで届いたのですね。

無事、琉球に帰ったタルーは、お母さんが小石に自分の名前をつけて呼んだり、毎日ご飯を作ってくれた事を知り、改めて母の優しさを知りました。

沖縄では驚くと「マブイを落とす」といいます。
マブイとは魂の事。マブイを落としたら小石3個と水、料理を置いてこう言います。

『マブヤー、マブヤー、うーてぃくーよー』
『ウヤヌ フチュクルヤ ユユマンデー』
親の懐(想い)は世万代
子供を想う親の心は、いつどこにいても伝わるってことだよ。

この話が、元になったかは(笑)分かりませんがマブイを落とすと必ずこのおまじないを行うのが風習です。

参考になれば、幸いです。

このように、お餅などを添えて、おまじないます。

さん= 魔除け


自分も幼い頃に、叔母さんにやってもらったことを思い出しました。(笑)

マブイ込みは、沖縄のヒーロー琉人マブヤーや漫画ホテルハイビスカスの中でも行ってますので、探してみるのも良いかも(笑)



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